2010年03月20日

NHKプロフェッショナル「仕事の流儀」出演の秋山正子さん



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NHKプロフェッショナル「仕事の流儀」出演の秋山正子さん

NHKプロフェッショナル「仕事の流儀」で秋山正子さんという訪問看護師を見た。

この記事では秋山正子さんに敬意を払いつつ、番組を振り返りたいと思う。(前回の記事のつづき)

前回の記事へ→秋山正子、NHKプロフェッショナル「仕事の流儀」

秋山正子さんが訪問看護への道に進んだのは、2歳上の姉の死がきっかけらしい。

秋山正子さんは「家で暮らすことには底知れぬ力がある」と知ったという。

死が間近に迫った時、本人と家族は混乱に陥る。
秋山正子さんは、今後起こる事を克明に伝えることにより、その混乱を減らそうと考えた。

しかしある患者の家族から、「準備が整いすぎて、死ぬのを待っているだけみたいだ」と言われ愕然としたという。

秋山正子さんの仕事はいつも死と隣り合わせなので、大変神経を使うだろうと思う。

秋山正子さん自身の体と心が心配になるような仕事だ。
秋山正子さんは仕事で次のような経験をした。

急に大量出血した患者が、必死の秋山正子さんの看護によって出血がなんとか止まった。

そこで患者の家族とともに大いに喜んだ。
しかし出血が止まっても、死が目前なのは変わらない。

この経験から秋山正子さんは「人は目の前の事を喜べる。」
どんなに厳しい死という現実があっても、そこかしこにささやかな喜びはある。

そして秋山正子さんは「やるべき仕事は見つかった」と思った。
その人の普通の日常を大切にしたい。


死ぬという大仕事

普通の話がしたいとか、普通の生活が今日出来る、ということがささやかな喜びに繋がる。

秋山正子さんはその大切さに気付かされた、という。
死に寄り添う仕事を続けてきたからこそ気付いた、大切な真理だと思っ
た。

つくづく秋山正子さんの仕事には感銘を受ける。
「看取るまで寄り添い続ける原動力は?」という司会者の問いに、
秋山正子さんは、「見事に人生の幕引きをする人々に出会うと、頭が下がる、死にゆく姿を教えてくれる。」と答えた。

「この姿を、次の世代に語り継いでいかないといけない、という思いに突き動かされる」とは秋山正子さんの弁。

老衰の人を支えるのに重要なのは家族。
家族は、笑顔を見るとつい元気だ、と思ってしまいがちだが実際は少し違う。

家族が実情を受け入れること(つまり衰えてゆく一方)が大事、という。

元気だった頃と今とのギャップに家族は戸惑うが、目の前の現実と向き合うことが大事。

そして、小さな幸せをみつけることが大きな力となる。
衰えてゆく日々の中にも輝くことは沢山ある。

「年取るってのはこういううことなんだな」、と家族に気付かせるのも秋山正子さんの仕事。

秋山正子さんはこれからも、今を生きている喜びを支え続ける訪問看護の仕事を続ける。

「最善を尽くして、信念を果たしてゆく。限界を知りつつ限界を超えてゆけるよう努力する」

それがプロフェッショナル、という秋山正子さんの力強い言葉が印象に残った。

誰もがいつかは死ぬ。
終末期は秋山正子さんのような人が側にいてくれたら、本人も家族もきっと嬉しいし、幸せだろうと思う。

日本の終末期医療体制は果たしてどうなのだろうか?

日本の高齢化社会を思うと、これから秋山正子さんのような方にもっと増えてもらわないと困る、という強い不安を感じた。

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posted by 王子 at 19:18| TV | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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