2009年07月27日

石牟礼道子 詩文コレクション2 猫

石牟礼道子 詩文コレクション2 猫
 
石牟礼道子 詩文コレクション2 猫 。←NHKの週刊ブックレビューを録画でみて、興味が湧いたので今後読むために番組の中から引用して記録を残しておく。

以下引用。著者の石牟礼道子は1927年に熊本県で生まれた。熊本県の水俣市育ち。水俣病問題に取り組み、69年「苦海浄土−わが水俣病」を発表。

この「石牟礼道子 詩文コレクション2 猫」はテーマ毎にまとめたシリーズの中の1冊である。様々な猫との出会いを通して詩作をしてきた作品である。

人間にとって本当に大切なものは何かをとつとつと問いかけてくる。その冒頭の一遍に、非常に羞恥心が強い猫の話が出てくる。

猫は自分の排せつ物に砂をかける習性がある。しかし、都会の猫はそれが出来ない。この冒頭の一遍は、猫に託して話を展開しているが、この世に生まれた切なさを書いている。

作者は繊細な感情の持ち主ではないか、と思われる。観察眼、描写力に驚かされるほどだ。独特な世界観を感じる1冊である。

著者は、昆虫、トリ、蛇など色々な動物がいる中に人間がいるという世界観を持っている。

この「石牟礼道子 詩文コレクション2 猫」を読むと、ひとが持っている猫と相通じる部分を感じる。猫と人間は全く同じ動物である。

著者は、内と外を区切らない。出ていく猫は行かせる。入ってくる猫はそのまま入らせる。内と外は一体である、という考え方。

何もかもみなと一緒という生き方を著者に感じる。浮世離れした生き方、と感じる人もいると思う。

今の時代には全く成立しないような生き方。それを何のてらいもなく書いているところがすごい。自分を見つめなおさせられる一冊。

本当の人間みたいなものを考えさせられる。」以上引用。時間のある時に、のんびり読んでみたい1冊だと思った。



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posted by 王子 at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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