2009年07月02日

パイロットフィッシュって熱帯魚?



パイロットフィッシュ

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
人は、一度巡りあった人と二度と別れることはできない―。
午前二時、アダルト雑誌の編集部に勤める山崎のもとにかかってきた一本の電話。
受話器の向こうから聞こえてきたのは、十九年ぶりに聞く由希子の声だった…。
記憶の湖の底から浮かび上がる彼女との日々、世話になったバーのマスターやかつての上司だった編集長の沢井、同僚らの印象的な姿、言葉。

現在と過去を交錯させながら、出会いと別れのせつなさと、人間が生み出す感情の永遠を、透明感あふれる文体で繊細に綴った、至高のロングセラー青春小説。

吉川英治文学新人賞受賞作。

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小説「パイロットフィッシュ」(大崎善生著)を読み始めた。最近は大崎善生の作品がマイブームだ。大崎善生氏は熱帯魚(特にディスカス)のブリーダーとして有名だったようだ。

だから、タイトルのパイロットフィッシュ熱帯魚の名前かと思っていたら、どうやらそうではないらしい。熱帯魚が入れられる、水槽という世界は当然ながら自然の海や川と違い、人工的なものである。

熱帯魚など魚を最初に水槽に入れる時は、水槽の中の水、つまり水道水には全く有機物が含まれていない。そうすると、入れられる熱帯魚にとっては、居心地がよくない。

そこで登場するのがパイロットフィッシュである。パイロットフィッシュは少々苦しい思いをして、有機物のなかった水道水を、自分がだした糞などによって、有機物の含まれた状態につくり変えていく。

そうして水が、熱帯魚など魚にとって居心地の良い状態になることを、水が練れてくる、という。そうしてパイロットフィッシュが水を練ったところで、本命の熱帯魚を水槽に入れてやる。

そうすると本命の熱帯魚には余計な負担がかからない、という仕組み。そのあと不要となったパイロットフィッシュは捨てられる運命らしい。なんとも可哀そうな話だ。

熱帯魚を飼う人間が、つまり魚が好きな人間が同じ魚にそんな仕打ちをするのか、と疑いたくなる。

この小説「パイロットフィッシュ」はそんな熱帯魚が主役なわけではない。熱帯魚と2匹の犬をペットとして飼う、エロ本雑誌の編集長が主人公の恋愛小説である。

読み始めるとあっという間に半分も読んでしまった。熱帯魚の話や、バイカル湖の話など、随所に興味をひく挿話があって、どんどん読み進んでしまう。しかし仕事もしないといけないし、テスト勉強もある。

読書は諦めて勉強しよう。



【著者情報】(「BOOK」データベースより)
大崎善生(オオサキヨシオ)
1957年、札幌市生まれ。2000年、デビュー・ノンフィクション『聖の青春』で新潮学芸賞を、翌年には第二作『将棋の子』で講談社ノンフィクション賞をそれぞれ受賞。

また、02年には初の小説作品『パイロットフィッシュ』で吉川英治文学新人賞を受賞する。

ジャンルを超えて紡ぎ出される情感あふれる物語世界が多くの読者の支持を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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posted by 王子 at 18:20| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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