2009年06月15日

小説「半落ち」(横山秀夫著)を読んだ

小説「半落ち」(横山秀夫著)を読み終えた。感動的なストーリーだった。一気に2日間で読み終えた。それくらい引き込まれる小説であった。

それにしても横山秀夫という作家の小説には感動させられる。一体どういう人物なのだろうか。文庫本のカバーについている説明を引用する。

1957年東京生まれ。国際商科大学(現・東京国際大学)卒業後、上毛新聞社を経て、作家として独立、とある。つまり横山秀夫氏は、新聞記者としての経験をその小説に生かしているのである。

小説の内容に警察関係が多いことからすると、きっと新聞記者時代は事件記者だっと経験があるのだろう。

今まで色々小説やその他の本を読んできたが、作家個人に興味を持ったのは初めてかもしれない。それは私が横山秀夫氏の小説に、他の小説家とは違った魅力を感じたからだと思う。

その魅力は私にとっては心理描写だと思う。登場人物の心理、考えが本当にリアルにこちらの胸に迫ってくる感覚があるからだと思う。そこで、横山秀夫氏についてフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で調べてみた。(最近はインターネットで色々なことが調べられるので大変便利でもあり、怖くもある)

それによると、上毛新聞社で12年、記者生活を送った、とある。その後1991年に処女作「ルパンの消息」でサントリーミステリー大賞佳作を受賞し、本格的に作家活動に入ったようだ。

今思い出したが、「ルパンの消息」が横山秀夫氏の作品に初めて触れた小説であった。新大阪駅の本屋さんで暇つぶし用に買った小説が「ルパンの消息」であった。

ところで、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』に、この作品「半落ち」についての記載があった。どうやら2003年に直木賞の候補にあがったが結果的には落選している。

選考過程ですったもんだがあったようで、以降横山秀夫氏は直木賞と決別宣言をしているようだ。どんな賞もそうだと思うが、どうしても選考委員の誤った偏見の影響をうけるだろうから、直木賞をとっているから、逆にとっていないから、いい作品だ、悪い作品だ、ということは言えないだろう。

読者個人個人の好みもあることだし・・・。「いい作品」に出会うためには自分自身の基準というか、探す・見つける技術が必要であり、身につけたいと思った。





posted by 王子 at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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